受験体験記


                         「僕の中学受験」

 

2024年広島県立広島中学校・修道中学校・広島城北中学校医学科進学コース・近畿大学附属東広島中学校合格 

 

                                                  河野友三郎(竹原市立竹原小学校)

 

僕は4年生から大手塾に通っていましたが、6年生の7月に国広塾に転塾しました。

その頃の僕は塾や家で勉強することがとても苦しくなり、定期試験での成績も下がる一方で勉強する気もなえていました。

受験半年前となり両親から国広塾への転塾を勧められ、自分でもこのままでは志望校に合格できないと思い塾を変えることに決めました。

初めてお会いした時、国広先生は真剣な眼差しで「残されている時間は半年と短いけれど、本気で中学受験する気があるならば一緒に頑張りましょう。」と僕を受け入れて下さいました。

そこから始まったマンツーマン授業。

 

算数では答えを出すまでの途中式を書く事、国語では文章を読み進める際のコツなど繰り返し教えてくださいました。僕は特に国語が苦手だったのですが先生の教えを守ったらかなり国語の力が伸びたのでうれしかったです。

国広塾に入り自分自身が大きく変わったと思えることは「まず自分で考える」という習慣がついたことです。それまでは何もかも親任せの勉強をしていましたが、国広塾では先生がその日の勉強内容や宿題を『合格大作戦』という連絡帳に書いて下さったので僕はとにかくそれに従って勉強を進め、質問は先生にするようにしました。

先生の要求されるレベルまで到達できず受験勉強から逃げ出したくなることも度々ありましたが、国広塾に行って勉強することで不思議と『受験をあきらめない!』と気持ちが前向きになりました。

また受験直前期には志望校別の重要問題を集めた過去問集を作って下さったのでかなり効率的に過去問に取り組めました。先生がこれらの授業準備にどれほどの時間を割いてくださっているのかということを考えたら本当に頭の下がる思いがしました。

 

入試日には沢山の受験生に圧倒されそうになりましたが「国広先生に教わってきたのだから絶対大丈夫。国広塾の生徒として精一杯戦うぞ。」と強い気持ちで試験に挑みました。その結果受験した5校中4校に合格できました。

無理かもしれないと思っていた学校の合格発表で「合格」の文字を見たときにはあまりにもうれしすぎて飛び上がるよりも先に涙が溢れました。

 

苦しい半年間でした。しかし国広先生は僕を見捨てずとことん頂上に向かって引き上げてくださいました。国広先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

これから中学生になっても国広先生に教わったことを守って、あきらめずに勉強していこうと思います。

 

 

追伸:国広塾には『あぐり』と『くらのすけ』という二匹の猫がいます。いつも僕が勉強するところを見てくれて、疲れた僕を癒してくれました。

 


             「 道しるべ 」

2017年ノートルダム清心中学校 ・広島女学院中学校・愛光中学校合格

 

                                                 寺岡史乃(呉市立呉中央小学校)

 

 三年前、私は国広塾に入りました。

厳しい塾だと聞いていたので、入塾前は「私はついていけるのか?」と不安を抱いていました。

 

しかし、国広先生の授業はとてもわかりやすく熱意にあふれていました。

私たち生徒に教える時間以上に、授業の準備に時間を割いてくださっているということに気づいた時、

「国広先生についていけば必ず志望校に合格できる。最後まで頑張ろう!」

という気持ちが強くなりました。

また、一緒に通塾した友人は、お互いを高め合える関係であったため、ずっと二人で頑張ることができました。

とても大切な存在だったと思います。

 

この三年間で沢山のことを学びました。

その中でも勉強の取り組み方を身に付けることができたのは私の財産になりました。

 国広塾の合格手帳

・学習した内容

・気付いたこと

・反省点

を毎日記入し、塾のある日に先生に提出します。

毎日続けるのはしんどいと思うこともありましたが、自分の弱点を知り、その克服法を自分で考え、先生に適切なアドバイスをしていただくことで、自分が今やるべき事が見えてくるようになりました。

また、年に何回かの合宿では、タイムスケジュールを細かく決めて生活することで、限られた時間をいかに有効に活用するかも学びました。

このような経験を積み重ねて行くことで、テストのためだけではない学習方法が身に付き、自信につながっていきました。

入試当日、試験会場には大手の塾の先生が大勢来て、盛んに受験生を激励していましたが、私は、国広塾の塾生であるという自信と自負を持って落ち着いて試験を受けることができました。

その結果、志望校に合格できた時は本当に嬉しく、先生のもとで頑張ってきて良かったと心から思いました。

 「雪に耐えて梅花麗し」という、カープの黒田博樹投手が好きな言葉があります。国広塾で三年間を過ごしたことで、この言葉の意味が少しわかったような気がします。国広塾はまさにその道しるべであったと、今、思います。

これから先、目標に向かって耐えなければならないことが沢山出てくると思いますが、この三年間を思い出して頑張りたいと思います。

桜蔭中学校対策をしてくださった「最後の10日間」は私の心に深く刻まれています。

以前読んだことのある「最後の授業」を思い出しました。

フランス万歳じやなく、国広塾万歳!

 


ギャングの二人。3年生のころ。左:小笠原隆行君(修道→広島大学歯学部)中央:小林由和君(修道→明治大学)
ギャングの二人。3年生のころ。左:小笠原隆行君(修道→広島大学歯学部)中央:小林由和君(修道→明治大学)